【読書記録】『ロジカル・シンキング』

読書記録 Add comments
このエントリーをはてなブックマークに追加

ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)
照屋 華子 岡田 恵子
東洋経済新報社
売り上げランキング: 775

各所で長年に渡り絶賛されてきた本書、『ロジカル・シンキング』
やはり噂通り名著でした。

読みながら取ったメモを元に読書記録を残します。
(とはいっても、読んだのは随分前なので、メモからどこまで記憶を辿れるかが疑問w)

ということで、
以下読書記録。



メッセージとは(p.15~)

そのコミュニケーションにおいて答えるべき課題(テーマ)が明快であること
その課題やテーマに対して必要な要素を満たした答えがあること
相手に期待する反応が明らかであること

1.課題(テーマ)を確認する
2.相手に期待する反応を確認する
という2つの確認作業をすることが重要

(p.18~)
「私が今言いたいこと、言うべきことはなんだろう」と考えるのではなく
「自分が今、相手に答えるべき『課題(テーマ)』はなんだろう」と自問自答する。
すると自然に「その『課題(テーマ)』に対する自分の答えはなんだろう」という問に行き着く

伝えることは手段であり目的ではない

(p.20~)
顧客から引き出すべき反応
1.相手に「理解」してもらう
2.相手に「意見や助言、判断などをフィードバック」してもらう
3.相手に「行動」してもらう

# 特に重要なのは、コミュニケーションを行う以前に
# 交渉の結果、「相手にどういう反応をして欲しいか」ということを考えておくことかと思います。
# 相手の反応を引き出そうという目的意識を持ってコミュニケーションに臨むことで
# 通常よりも良い結果・経験を得ることが出来るのではないでしょうか。
# 実際、このことを頭において大人な方々と絡むようにした結果、
# 素晴らしい会に誘われたり大きな期待をかけて頂けるようになりました。
# 
# コミュニケーションや交渉だけでなく、
# 学習など全ての事において目的意識を持って取り組むことは大事なんだろうなと思ったりも。


結論・根拠・方法の3つを伝えるべき


..「結論」が伝わらないときの2つの落とし穴(p.24~)
1.結論は「課題の答えの要約」であって、「自分のいいたいことの要約」ではない。
2.「状況に応じて」「場合によっては」に要注意。
→曖昧さを排除すべき

..「結論」が伝わらないときの3つの落とし穴(p.29~)
1.「Aが必要だ。なぜならAがないからだ」では相手は納得しない。
2.「それは事実ですか?それともあなたの判断、仮説ですか?」と思わせた途端に、信憑性は半減する。
3.「前提条件や判断基準」「言わずもがな」「当たり前」と思っているのは伝え手だけ。

..「方法」が伝わらないときの2つの落とし穴(p.34~)
1.他の会社、10年前でも通用するような公理では人は動かない。
2.修飾語で物事が具体的になることはない
→具体的に伝える

話の重複・漏れ・ズレはどれらも致命的

# 曖昧さを排除し、相手の求める答えをビシっと伝えるのが重要ということを再認識。
# 特に、「結論とは自分のいいたいことの要約ではない」という部分にはハっとさせられました。


MECE(Mutually Exculsive and Collectively Exhaustive:相互に重なりがなく、漏れがない。)(p.57~)

羅列アプローチ・仕分けアプローチよりもMECEの方が良い
様々なMECEのポケット(切り口)を持ち、相手によって切り口を変えて伝える

..代表的な切り口
4C
Channel, Company, Customer, Competitors
チャネル, 自社, 消費者・市場, 競合

4P
Product, Price, Place, Promotion
製品, 価格, チャネル, 訴求方法

流れ・ステップの概念
認知→理解→動機付け:購買
技術→生産→販売:顧客

効率・効果, 質・量
事実・判断

MECEな切り口を見つけた後、全体像を掴みやすいようにグルーピングすべき

全体的な手順
1.課題=全体集合が何かを確認する
2.MECEな切り口を探す
3.大きく括ったグループの中をさらにMECEに分けられないか考える
4.漏れているもの、複数のグループに入っているものがないか確認する

# 以前から聞いたことはあっても理解はしていなかったMECE。
# 本書を読んだことでようやく理解しました。
# ブレインストーミング(ブレスト)するときにもMECEは有効そうですね。
# 次回ブレストするときに試してみます。


So What?/Why So?(p.90~)

So What? した結果を Why So?することで話の整合性を確かめる

観察のSo What?/Why So?
洞察のSo What?/Why So?

# 方法と結果が、必ず双方から辿れるような関係になっていなければならないという話。
# 自分の述べた内容が、逆順で話しても筋道が通るのであれば、それは信頼性増しますよね。
#
# 観察と洞察の違いについては、このメモだけでは思い出せないので
# 後日勉強しなおしたいと思います。
# このサイトなんかが参考になりそうな感じ。


論理の基本構造(p.122~)

So What?/Why So?で縦の法則を確認
MECEで横の法則を確認

要件
1.結論が課題の答えになっている
2.縦方向に結論を頂点としてSo What?/Why So?の関係が成り立つ
3.横方向に同一階層内の複数の要素がMECEな関係にある

ただし、論理はコンパクトなほど良い
また、「事実」「根拠」が確実であること

# この項に、本書を通して著者が伝えたかったことの殆どが集約されているのではないでしょうか。
# 話の筋道をしっかりと立て、かつ相手に伝わりやすい形で話すこと。
# これが出来るか出来ないかが差になってくるわけですね。きっと。


全体を通しての感想

本エントリから、引用部はそのまま記載し、
僕自身のコメント部を「#」から始めることにしました。
プログラミングちっくでいい感じな気がします。

という戯言はここまでにしておいて、全体を通しての感想。

やはり名著と言われるだけはある、という感じでしょうか。
文章も明瞭で、話の流れも掴みやすく、
かつ内容も深い。

普段意識している人にとっては当然のことなのかもしれませんが、
「引き出したい相手の反応を考えた上で交渉に臨む」
「伝えたい事が、縦と横双方で論理的構成になっているかを考える」
など、僕にとっては勉強になることが目白押しの内容となっていました。

あとは実践に移しながら、自身のロジカル・シンキング能力を高めていきたいと思います。

1.引き出したいリアクションを考え
2.そのために相手に伝える情報を整理し
3.論理的構成で
伝える。
こんな感じでしょうかね?

日々努力。
頑張ります。

関連するエントリ

タグ: , , , ,
このエントリーをはてなブックマークに追加

Leave a Reply

Trackback URL

WP Theme & Icons by N.Design Studio
Entries RSS Comments RSS ログイン