【読書記録】『FXの教科書』

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FXの教科書
FXの教科書
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松田 哲
扶桑社
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FXを始めようと思い、図書館で『FXの教科書』という本を借りました。
なんでも某証券会社に内定を貰った某友人が図書館側に申請して購入してもらった本らしいです。
図が豊富で説明もわかりやすいため、金融知識が少ない人でもFXについて理解しやすくなっていると思います。
ただ、前半がFXトレーダーを主人公にした小説なのがちょっとだけマイナス評価。
取引の雰囲気を伝えるという意味ではいいのかもしれませんが、その分為替の説明を増やすとか、ページ数を減らして価格を下げるとかしてもらった方が嬉しいかもです。

というわけで、本書後半の為替テクニック・チャート解析の箇所についての読書記録。



基本の用語

・ポジション(ポジ):持ち高のこと。ドルを1万ドル買っていれば「1万ドルを買いポジで持っている」ということになる。
・ショート :売りポジのこと
・ロング  :買いポジのこと
・スクウェア:ポジション無し
友人と一緒にFXをやるという話が持ち上がっているのですが、現在の自分の状態について伝えるには最低限上記の用語を知っていればいいかと思いました。


損切りの重要性について

『負けが込むと、「儲けるため」というよりも「自分の判断が正しいかどうか」、自己正当化のために投資をする傾向が生まれてきます。(中略)
「自分の判断が正しいかどうか」、そんなことは黙っていても相場が教えてくれます。
「正しいか間違いだったか」を確認し、機敏に、迅速に、冷静に、合理的に「判断の修正」を行えるかどうか、これが重要になってきます。』p.108
FXにおいて損切りは非常に重要な行為ですよね。
損切りを適切に行なっていれば1勝9敗でも儲かるのがFXです。


チャートの重要性

チャートをしっかりと使い、自分の判断基準を明確化することで機械的に判断を下していくことが重要とのこと。
雰囲気で「上がる」とか「下がる」とかを判断すると、プロでさえ主観・願望が入ってしまい、まともな判断ができなくなるそうです。


チャートの見方

『チャートは大きいものから見ていく(中略)
月足チャートを見て、1年から3年という長い期間に為替相場で起こっている「大きな流れ」をつかみます。』p.113

週足チャートを飛ばして、次に日足チャートを、最後に1時間足を見る。この際、月足チャートでつかんだ「大きな流れ」を忘れないようにすることが大事とのこと。
なお、1分足や5分足は大口投資家の気分次第でガクッと変わるので見ない方がいいそうです。


トレンドラインについて

『私の場合、上昇トレンドでは安値を結んだサポート・ライン(下値支持線)、下降トレンドでは高値を結んだレジスタンス・ライン(上昇抵抗線)しか引きません。
価格の上昇がサポート・ラインで守られている限り、上昇トレンドは続きます。
反対に、レジスタンス・ラインを超えて価格が上昇しない限り、下降トレンドは続きます。』p.118
テクニカル指標は様々なものがありますが、まずはこのトレンドラインをしっかりと使えるようにしたいと思います。


チャートポイントについて

・過去につけた高値
・過去につけた安値
・トレンドラインをブレイクした価格帯
上記の3種の価格帯を「チャートポイント」と呼び、多くの投資家が注目しているそうです。


チャートポイントの見方

『チャート・ポイントは、破られるまでは守られると判断するのがセオリー』p.129
『チャート・ポイントが明確に破られるまでは、チャートポイントが維持される方向に相場は動くと考えて、いわゆる「逆張り」(今後、これまでの値動きとは逆の方に動くと考えること)のポジションを取ります。』p.129
なお、明確にチャート・ポイントがブレイクされたら「順張り」にすれば良いとのことです。(ブレイクした方向にポジションを張る)


トレンドの重要性とクセ

『トレンドに逆らうような「難しい局面」でわざわざ勝負する必要はありません。』p.135
具体的には
・上昇トレンドの時には売らない
・下降トレンドの時には買わない
短期で売り買いするとしても無理はしない方がいいですよね。

『上昇はゆっくり、じわじわ。下降は急激に、ストン』p.136
理由は「大口の投資家がバレないようにじわじわと買い、売るときは急激に捌くから」


各トレンド時の売買法

・上昇トレンドの時の売買法p.137
サポート・ラインまで下がったら「買い」
レジスタンス・ライン近辺まで上がったら「売り」
なお、レジスタンス・ラインを超えたからといって慌てて買いポジを増やす必要はない。焦った場合は高値掴み怖いから様子見するべき。

・下降トレンドの時の売買法p.138
「売ってまた売る」売り増しの手法
レジスタンス・ラインまで上昇したら「売り」
安値を更新したらまた「売り」
持ち高が増えるごとにトータルで利益が出るところまでストップロスを下げておく。
満足な利益を得られたか、これ以上下落しないだろうという段階で一気に買い戻す。

・持ち合い相場における売買法p.139
休むのもひとつの考え方
サポート・ラインで買い、レジスタン・ラインで売る
上昇・下降どちらのトレンドから持ち合いになったかも重要→全体として下降トレンドであれば売りポジで持ち続けても大丈夫


「高値から安値の値幅」の重要性

『ジグザグの「幅」には一定のリズムが生じることが多いので、チャート上に現れた「安値 – 高値」の幅と期間から、相場変動のリズムをつかんでいくのです。』p.141
例えば、
「2ヶ月で2円落ちてちょっと持ち直し、また2ヶ月かけて2円落ちたのなら、
その後少し持ち直してまた2ヶ月で2円落ちる可能性がある」
ということ。


オプションの価格設定のクセ

『キリのいい価格帯の50銭上や下、つまり110円50銭や109円50銭といったところに集中します。』p.155
これらの価格帯では相場が急激に動く可能性があるそうです。
例:
110円から109円50銭になったら下降が加速
110円から110円50銭になったら上昇が加速


その他メモ

ヘッド&ショルダー(三尊天井)やダブルトップが完成すると下降トレンド入りの可能性が高まる

『三角持ち合いの煮詰まった状態が長期間続くと、やがて「上か、下に」大きく値動きすることが多い』p.201

政府の介入を期待・切望するのは間違い
『「介入とお化けは出てから考えればいい」』p.217


―――
以上、読書記録。

ちなみに、本書を読んだあとにFXの仮想トレードを行ったところ、
500万を元手にして2時間半で17万稼ぐことが出来ました。

仮想トレードのことは後日別エントリにまとめます。







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One Response to “【読書記録】『FXの教科書』”

  1. FX(外国為替証拠金取引)関連本データベース Says:

    超円高でもガッポリ稼げる!本当に勝ちたい人のための FXの教科書 著/松田哲

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